《⑨-2》その4 サンクリチアリ教会の方は心を広くしてお読みください。・・・「お母様がお父様と顕進様を欺くことによってみ旨が成就するのです。」=『蕩減復帰の峠を越えましょう』の最終的な結論!!
サンクリチアリ教会の方は心を広くしてお読みください。
表題の結論が初めからあって、この結論に導きたくて、意図的な記事にしているものではありません。あくまでも、御言葉に忠実に、原理に沿って忠実に整理して導かれたものです。ご理解ください。
勿論、注釈に誤りがあればご指摘ください。誤りがあれば、全て公開して訂正も加えるようにしますので、よろしくお願いします。
いよいよ、『蕩減復帰の峠を越えましょう』の最終的な結論と言える内容になります。
それが本日の題名、《 「お母様がお父様と顕進様を欺くことによってみ旨が成就するのです。」=『蕩減復帰の峠を越えましょう』の最終的な結論 》になります。
『蕩減復帰の峠を越えましょう』の御言葉は、エバが堕落したことを後のエバがどの様に蕩減してきたかについて語られ、最終的に最後のエバ(=お母様)が蕩減する「目には目、歯には歯」という悪辣な蕩減をお父様と顕進様が一身に受けることによってみ旨が成就することを最後に語られていました。
下記の御言葉にある(※1)(※2)は前後の文脈からみても、蕩減原則からみても、このことが語られています。誰が読んでも結論は変わりませんから、じっくり確認してください。
エバは神様とアダムを騙して堕落したのですから、これを「目には目」という悪辣な蕩減法で、後のエバが再び、三度、神様とアダムを騙して復帰の道を完成させなければならないと語られています。
まさに、私たちは復帰摂理の最終章ともいうべき時代に立ちあっていると言えるのです。
《 『蕩減復帰の峠を越えましょう』 》
(女性修練会) 1993.12.20 韓国・済州研修院
この御言葉を読むにあたって
(黒文字・紫文字は御言葉です。御言葉は省略していません)
(赤文字)は注釈として私が入れた言葉です。
(茶文字)も注釈です。
《 》内は、お父様が【 】で語ろうとされたことに対して、予め語られた原理的な要約になり、この【 】内は、統一教会の摂理的実態が語られています。
つまり、お父様は《 》を語ることが目的ではなく、【 】を語ることが目的であったことが分かります。
しかし、抽象度が強いために【 】の真意を理解した者は皆無だったと思います。
《⑨ -2》その4
原理的要約を前提として語られた統一教会の摂理的実態
【 数千年前のヤコブも、リベカもそうです。自分の腹の中で、ヤコブとエサウを身ごもった時に、二人の子供が戦っているのです。「神様。二人の子供が戦って、どういう訳ですか?」と聞くと、神様が言うには「あなたの腹の中には二つの国をはらんでいる。大きい者が小さい者に侍るであろう」と言っているのです。それは、何の意味か分かりますか? リベカも分からないのです。これは、先生が内容を明らかにしたことによって、はっきり分かりました。
(※1) 神様は世界(=キリスト教を代理蕩減している世界基準になっている統一教会)がいかに(再臨主に)反対(=不信)しても、リベカ(の立場に立ったお母様)を中心として、(夫の再臨主と長子の顕進様を欺くことによって、)み旨を全うするのです。
(ヤコブとエソウは生まれてから、〔A〕腹の外で)リベカは四十歳で(夫と長男を欺いて)(カインアベルの転換の)蕩減復帰(を)しました。しかし、それでは、四十歳以下を中心として腹の中で、まだ蕩減されていないのです。
だから(次は)、タマルを中心として、ペレヅ・ゼラを中心として、〔B〕腹の中で、子宮の中で転覆運動(=カインアベルの転換=胎中復帰)をするのです。兄さんが先に出ようとするのを引き戻して、弟が兄さんの立場で出るのだから、(神側の)血統基準下から、長子(となる弟=ペレツ)が逆になったのをもとがえしてきたのです。
(しかし、)その血統(=神側のペレツ)をつなげて、(〔C〕エリサベツとマリアが本妻と妾の入れ替えが成されなかった為に)イエス様が殉教されたので、イスラエル民族を中心として、選民民族を中心として、二〇〇〇年の後に国が成立する基準になった時に、(本妻と妾の心情転換を再臨主が)初めて(成す為に)地上に生まれてくるのです。
なぜ、(本妻と妾という代表的な女性は)国の基準を待たなければならないかというと、サタンは国を中心として、たくさんの国をもって神のほうを反対してくるのです。(そのお一人が本妻のレアとなるお母様であり、もう一人が、探し立てなければならないエバ国を代表する妾のラケルとなる一人の女性です。)
分かりますか? 】
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〔A〕〔B〕〔C〕
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この〔A〕〔B〕〔C〕は堕落したエバが蕩減しなければならないことになります。
〔A〕は生まれた後、ヤコブとエソウが大きくなってからアベルカインの転換をしました。母リベカが長子の嗣業権を弟のヤコブに与える為に、夫のイサクと長男のエソウを欺いたことが蕩減復帰になりました。この様な悪辣なことをリベカはエバの蕩減として成さなければならなかったと語られています。
〔B〕は生まれれる前、タマルが神側の血統と残すために舅とその息子たちを欺いて双子を宿し、弟のペレツが先に出た兄の足を再びお腹に引き入れ、ペレツが先に生まれて長子になりました。これをお父様は「胎中復帰」と語られています。この様なタマルも遊女になって舅をだますという悪辣なことをエバの蕩減として成さなければならなかったと語られています。
〔C〕は子供(=イエス)を宿す前、本妻のエリサベツが妾となるマリアを夫のザカリヤに紹介してイエス様を身ごもりました。そして、マリアはヨセフ一家を「聖霊によって身ごもりました」と言って欺いたのです。
そして、本来だったら、本妻のエリサベツは本妻の座を妾のマリアに譲り渡して本妻と妾の入れ替え(=心情転換によるサタン分立)を成さなければなりませんでしたが、できませんでしたから、これを蕩減復帰する為に再臨主が来られると語られています。既に《 ④ その1 》ではお母様の母である洪順愛女史がお母様に対しての使命を果たすことができなかったと語られています。再臨時代にはこのような女性は過去にも何人かおられましたが、洪順愛女史も同じように果たせなければ、エバは代えることができるという原則によって、この使命を韓お母様が引き継ぐことになった為に、このことが語られたのだと思われます。
【 だから、神様も中心の(兄のような立場になる)国(=統一教会と一体となった韓国)が必要なのです。なぜかというと、兄さんは、兄弟圏です。地上平面の立場に立って、弟になった者が(お父様が)兄さんの権限を復帰するのです。
イエス様(=お父様)はローマ(=アメリカ)から見たら弟です。それ(=お父様)を長子権として、ローマ(=アメリカ)を弟の立場に転換しなければ、天下統一になりません。みんな原理的になっているのです。
それで、ヤコブがリベカを中心として(イスラエルとなって)、血統を転換した純潔の相続が二〇〇〇年続いてきたのです。二〇〇〇年の間に、いろいろな悪魔の戦場にあって、血統を汚される疑いがあるから、(それを蕩減する為に)マリヤ自体もそっくり、リベカとタマルのように、タマルも自分の旦那さんを否認し、舅を信じて身ごもったのです。
そうでしょう?
(※2) それと同じように、国家を代表した中心者として王様として生まれてくる純潔な血統(=イエス様=再臨主)に対しても、もう一回、それを聖別するためにマリヤはエバと同じような行動(=父と夫となるヨセフを欺くこと)を取るのです。〔しかし、マリアは最終的にイエス様と一つになれずに失敗しましたから、これを引き継いだエバ(=お母様)がもう一度これを蕩減しなければなりません。〕
ヨセフは、アダムとエバの約婚の時のアダムと同じです。
分かりますか?
それが堕落したのだから、ヨセフを約婚した時にだますのです。ヨセフを長男として、お父さんが嫁として決めたのだから、結婚すれば一家の希望の道が生まれてくると望んでいたのに、(知り渡れば石打の刑になるような)とんでもない子供(=イエス様)を身ごもってしまったのです。それはヨセフのお父さんに、自分のことと言ったに違いないというのです。(そこでマリヤは、ヨセフを)だますのです。まるっきり同じです。同じですか、同じではないです? (同じです)。