新「平和の主人 血統の主人」

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

今回の控訴棄却 「当然」の結果 ➡ 「印象が悪すぎる」(拉致監禁問題に水を差した?)

       

法的にも、道義的にも、問題を犯してきた

皆さん、統一教会は昔、いろいろ法的にも、道義的にも、問題を犯してきたのですよ。昔は・・・「目的が正しければ少しの嘘くらいは許される」という雰囲気があった。これ、共産主義者たちの思考に似ているでしょう。


たとえば、「施設の子供たちの為」と言って花売りをし、「障害者を装って」花売りをし、人の家の玄関に土下座までして花売りをした。また、勝共カンパで寄付を受けた時、名簿に「一〇〇円」と書かれたものに横線二本入れて「三〇〇円」に書き換えた。さらに「五〇〇円」に書き換えた。これは隣の家も右ならえしてカンパするように書き換えたのです。これは事実です。私は当時20歳で一途だった。その経験者です。だから、法的にも社会的にも制裁を受けたのです。悔しいけど、私にとっては当然の報いでした。


更には嘘とやらせの連携プレーでツボ売りをした。これも事実。もちろん、私は統一教会の信徒であっても所属は事業部です。それでも、霊感商法がマスコミで叩かれたのは自業自得。叩かれて当然のことと私は思った。そう思う心を失いたくなかった。

これが原因で、肉親から親戚から友人から悪口を言われてた。いまも、その延長線にある。一旦犯してしまった問題は法的制裁を受けたとしても、痕跡が残る。完全には拭いきれない。嘘とやらせで自分たちの運動と生活の足しにもなっていたのですから。これに対して、叩かれて当たり前。そう思ってきた。違いますか?


コンプライアンス宣言は恥ずかしい宣言

ましてや、宗教者が声高にコンプライアンス宣言するなんていうのは恥ずかしい宣言です。いかがですか。あろうことに、家庭連合の礼拝で「コンプライアンス宣言」を自慢げに説教していた教会長がいた。私は愕然としたことを覚えている。信徒の教育上からしても、はっきり言って失格者です。コンプライアンス宣言は「違法な宗教団体だった」と宣言していることと同じです。教会長の良心のマヒです。


名誉棄損で控訴・・・反省が乏しい証拠

この良心のマヒからくる認識不足が本部の幹部たちにもあるのではないか。そう危惧していたことが起こりました。

家庭連合が「テレビで顧問弁護士から過去の問題で批判された」として彼らを名誉棄損で控訴したのです。案の定、控訴は棄却された。私は、この棄却は当然だと思います。自分たちがやってしまった過去の問題は消えないのです。

ましてや、税制が優遇されている善を行うはずの宗教法人ですから、社会的責任からして、名誉棄損という控訴はおかしいと思っていた。自分たちが過去にやってきた「嘘とやらせ」に対して、いまもって、反省が乏しいという証拠を見せつけることになったと・・・、そう思います。「善の為なら多少の嘘ややらせは許される」ということを、幹部たちがいまも、無意識のうちに正当化しているのではないかと危惧しています。


社会的良心のマヒ・・・拉致監禁問題に水を差す?

家庭連合内に社会的道義的に良心のマヒが起こっているという危惧がある。この危惧は拉致監禁問題にまで水を差しかねない。そう思う。最近、急浮上しつつある、さらに注目を受ける可能性がある拉致監禁問題です。千歳一遇のチャンスのはずです。

4300人が犠牲になった問題。昔、私が地方の教会長だった時、たくさんの兄弟が突然姿を消しました。いなくなって十日もしないうちいに脱会届が郵送されてきた。親に反対されていた為、明日は我が身と思える兄弟がたくさんいました。誰の心も凍りついたことを思い出します。それは1990年代半ば、脱会の理由はどれも同じ。すべて中心家庭の悲劇を理由にしていたのです。


しかし、理由が何であれ、私は拉致監禁はする側の法的問題があるはずと思っていました。肝心の統一教会は、霊感商法問題に追われて疲れ切り、当時、拉致監禁問題と真正面から戦う余力はなかったと思います。


しかし、今は違う。今こそ、拉致監禁問題は闘い切らなければならない問題です。それにしても、今回の控訴棄却は司法的にも社会的にも印象が悪すぎる。そう思うのは私だけでしょうか?

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