新「平和の主人 血統の主人」

まさに、成約時代の毒麦となられたお母様

《 黙示録18章 3-10 節 》

3 地の王たち(幹部たち)は彼女(お母様)と姦淫を行い、地上の商人たち(教会長たち)は、彼女の(高額献金を得た)極度のぜいたくによって富を得た。

7 彼女(お母様)は心の中で『わたしは女王の位についている者であって、やもめではないのだから、悲しみを知らない』と言っている。

10  彼女(お母様)の苦しみに恐れをいだき、遠くに立って言うであろう、『ああ、わざわいだ、大いなる都、不落の都、バビロンは、わざわいだ。おまえ(お母様)に対するさばきは、一瞬にしてきた。

⑨ 「六マリア(レアとラケル)」摂理について・・・聖進様と一族になる

本日の記事は私個人の所感とするものです。


ーーーーー

「六マリア」を避け続けた日本

ーーーーー

 訪韓修16万人摂理でお父様が初めて語った御言葉の一つ、レアとラケルという「六マリア」摂理の御言葉に対して全く理解できず、外的な献金主導と信仰基準の純潔教育だけが先行したように思います。更に問題は、サタン分立数の二乗となる完全分立数の16万人に対して、実数は4万人弱でした。これはサタンが一旦エバ国から離れたくらいの基準しか立てることができていませんから、条件を失えばサタンの侵入を招くことを意味し、エバ国がサタンの攻撃からお母様を守る鉄壁の要塞になるには大きな困難が伴いました。


 本来、レアとラケルの摂理は避けたりこの関係を切り離したりできない摂理です。お父様を中心としてラケルの立場に立った日本はレアの立場に立たれていたお母様と切り離すことはできません。日本はお母様と運命共同体となって使命を果たす為に、お母様をサタンの攻撃から守る要塞になるべきだったと言えるにではないでしょうか。


ーーーーー

エバ国の責任とは・・・「聖進様」と「一族」になる・・・失敗

ーーーーー

 日本エバ国が何をもってラケルの責任を果たすのかというキーワードは二つあります。一つは、「聖進様」であり、もう一つは「一族」だったのではないかと思います。しかし、日本は聖進様に対して外的な経済援助だけに行って、重要な内的な「一族」となる責任は果たすことができませんでした。その為お父様は訪韓修の御言葉で「日本はぺちゃんこになった、もう終わりです。」と語られています。(後日、取りあげます。)


ーーーーー

お母様のレアとラケルの摂理が一層困難に

ーーーーー

 日本エバ国の失敗によって霊的な防波堤になることができず、中心家庭のお母様が無防備となって一層困難に陥るようになったと思われます。その結果、条件あれば、サタンがどこからでも侵入してお母様や子女様の周囲を徘徊するようになったと考えられます。実子と庶子(子女様と聖進様)が一族になることがお父様から強く願われたにもかかわらず、日本エバ国と同様にお母様は強く拒否されたのだと思います。


ーーーーー

清平摂理は・・日本エバ国とお母様が再度、サタン分立が必要となったためだった  

ーーーーー 

 これを再びサタン分立する摂理が清平摂理だったと言えるのです。しかし、この摂理は諸刃の剣の役を果たす危険性をはらんでいました。何故なら、この摂理はお父様から生まれた摂理ではなく、地から沸き起こった摂理だったからです。その背景には、サタンがお父様に「このままでは日本もお母様も天の母には立てません。立つ為には、サタン分立が必要です。」と進言して、サタンの言うがままに始まらざるを得なかったのです。


原理講論 P402

「そもそもサタンは、堕落を条件として人間に対応するようになったのであるから、神も、何らの条件なくして人間に恩賜を賜ることはできない。なぜなら、そうしないと、サタンが訴えるからである。ゆえに神が人間に恩賜を賜ろうとするときには、その恩賜と前後して、サタンの訴えを防ぐための試練が必ず行われるのである。」


 他にも、後日扱おうと思いますが、これを匂わせるような御言葉がいくつかあります。


ーーーーー

清平摂理は天の役事から始まって、次第にサタンの本性が現れるようになった

ーーーーー

 その結果、日本エバ国にもお母様にもサタンが容赦なく襲いかかることになって、現在の姿になってしまったのだと思います。これが原因となって現在のような世界混乱起こっているとみるのが正しい原理観です。


ーーーーー

お母様が天宙的な分水嶺となっていた

ーーーーー

 お母様が庶子(聖進様)と一族となる道を選択して、更には、六マリアと言われるラケルをもお母様が一族にして真の母となる道を歩むのか、或いは反対に、天の願いである一族に背を向けてサタンの侵入を招いても分裂の道を歩むのかという、お母様の判断一つが天宙的な分水嶺となっていたのです。

 お母様はこのような「愛の八段階」の摂理を通過されました。これは神様とサタンだけが立会人となって、操縦されるのはお父様であったと「真の御父母様生涯路程」で語られています。


ーーーーー

お母様を一方的に攻めることは避けなければならない

 その前に、日本エバ国の悔い改めが絶対的に必要です。

ーーーーー

 このようにみてくると、レアとラケルという関係は摂理的観点からして切り離すことができない、お母様の責任分担と日本エバ国の責任分担は表裏一体だったのですから、日本エバ国の私たちは、如何なる立場に立とうとも、一方的にお母様を責めることは絶対に避けなければならない立場にあります。


 お母様を責めるの前に、私たちは日本エバ国が成せなかった縦的な責任を自らの責任として悔い改めなければならない立場に立っていると言えるのです。

 この様な心情に立つ人間が一定の数になった時、お母様にも春のそよ風は吹くようになるのだと思います。


ーーーーー

 勿論、女のカインアベルと言われる「レアとラケル」摂理は日本がエバ国家として世界に出る以前から、韓国統一教会に覆いかぶさるように、凄まじいバトルが連日展開されていたことをお父様は語られています。そしてこの問題は摂理がアメリカに移ってからも延々と継続したのです。そして、今日に至っています。


 この様な問題と重なるように、参考となる記事が《 師観のブログ お母様が「私は神様の娘だ」と言われる件について(お母様に対する生々しい証)取り上げられていますから、参考までにお読みいただければと思います。


 これは、お父様を中心としたレアとラケルが、お母様を中心としてラケルを許すことよりも、お母様がラケルを愛の仇として追い出すことにより、摂理的にもお父様の居場所がなくなってしまったと言えるのです。これが聖和です。


 お父様は真の愛で一族になるように何度も諭されたのですが、嫉妬で愛の仇を打ってバラバラになってしまったのです。その為に、中心家庭からから末端信徒に向かってバラバラになり、日本エバ国も分派をつくってバラバラになって、レアとラケルが分裂、夫婦が分裂、親子が分裂、子女が分裂、実子と庶子が分裂、信徒たちが分裂、全てが分裂しました。 



 前置きが長くなりましたので、この本題は次回にします。


×

非ログインユーザーとして返信する