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下記の御言葉は1992年の「真の父母宣布」時代に語られた御言葉です。
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　文先生は1945年、キリスト教の失敗により「40年サタン分立路程（1952-1992）」を歩まれた。そして、文先生はこの40年路程に勝利され、再びメシヤとして顕現する時を迎えました。この時が1992年です。そして、この時に「真の父母宣布」が行われた。下記はこの時代の御言葉です。

『文鮮明先生御言選集』243-199　1993.1.10　

（※1）イエス様が結婚するとき、洗礼ヨハネがカインでイエス様がアベルなのですが、

（※2）エデンの園の天使長が、カインがアダムのエバを奪っていったので、

（※3）ここでは、カイン的妹である洗礼ヨハネの妹を妻として迎えなければなりません。

　カイン（の立場にいる天使長）がアベル（の立場にいるアダム）の妹エバを奪っていったので、カインの立場にいる洗礼ヨハネの妹をイエス様が復帰しなければならないということです。蕩減復帰です。

　重要・・・・文先生は六千年の縦的歴史を一代で横的に歩まれています。この為、文先生の全ての御言葉は「ご自身を語るのではなく」、六千年の縦的歴史の言語で語られています。その為、一つ一つの縦的言語を横的言語に転換して読まなければ、ほとんどが意味不明に陥ります。
この言語の転換を言っているのが、「御言葉を解く鍵」の「六つの条件」にある、第一の『単一性』と、第二の『対応語』です。

上記の御言葉の（※）印を順追って整理すると次のようになります。

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《（※1）イエス様が結婚するとき、洗礼ヨハネがカインでイエス様がアベルなのですが、》
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（※1）は、イエス様と洗礼ヨハネの原理的関係が語られています。

「カインがアダムのエバを奪っていった？？」
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《（※2）エデンの園の天使長が、カインがアダムのエバを奪っていったので、》
　　（※2）は、「文先生が16歳の時堕落した立場に立たれた」時の事が語られています。
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①　まず、（※2）の「エデンの園」についてです。
　「エデンの園」とは、六千年前のエデンを言っているのではありません。何故なら、「エデンの園というのは、そういう国の象徴的表現であります。（キリスト教の新しい未来）1974年9月18日　ニューヨーク　」と語られているように、第三アダムとして再臨された文先生が住むはずだった園を言っているのです。

➁　次に、「天使長」についてです。
　「天使長」とは、ここでは「カイン」のこととして語られています。この「カイン」とは第三アダムである文先生の前にいる人物です。エデンの園となるべき時代の有力者であり天使長的人物になります。

➂　次に、「アダム」についてです。
　「アダム」とは、16歳の時の文先生になります。

④　次に、「エバ」についてです。
　「エバ」とは、文先生が16歳の時、有力者であった天使長的人物、親族の紹介で出会った女性です。文先生はこの女性と約婚関係になります。ところが、このエバが天使長であるカインに奪われて堕落してしまったのです。そればかりか、堕落したエバが文先生の前から姿を消してしまったのです。
　16歳の文先生はこのエバと約婚の関係だけで男女関係に至らなかったとしても、つまり、エバの堕落とは無縁の文先生であったとしても、文先生までも堕落した立場に立たれたのです。
　その理由は何処にあるのでしょうか。約婚関係という関係は文先生にとって内的に結ばれた絶対的夫婦であるという原理基準になる為です。これよって、エバの堕落問題はそのまま文先生の堕落問題となったということです。

　しかし、文先生は全ての責任をアダムにあるとする立場に立たれた為、「むやみにご自身を語ることができない立場に立たれていた」のです。その為、文先生ご自身の堕落の様相の現実は全く語られていません。あくまでも、他のさまざまな御言葉から鑑みて、文先生個人の堕落ではなく、エバの堕落を文先生ご自身の堕落とされたと判断して、そのうえで記事にしています。

　もし、仮に、16歳の時、文先生個人においても堕落したという観点の御言葉があるならば、是非、教えていただけますでしょうか。お願い致します。
　ただ、ここで補充しておかなければならないことがあります。それは、失ったエバを取り戻すためにあった文先生の非法の蕩減路程です。この非法の蕩減路程が文先生の堕落になったということは、様々な御言葉からあり得ると思います。あくまでも、第三アダムである文先生の堕落はエバを救い出すための蕩減路程の為に起こったということです。

この（※3）は次回にします。
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《（※3）ここでは、カイン的妹である洗礼ヨハネの妹を妻として迎えなければなりません。》
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