⑧-2 「御言葉を解く鍵」 §4「人類始祖」 文先生が 二代 三代 で完成 四代目〔第四アダム(再臨主)が来られる〕
文先生は人類始祖です。
しかし、文先生は(避けられなかった)事実蕩減により、堕落から始められたのです。その為、文先生は実体の真の父母になることができませんでした。(クリック)
しかし、御言葉〔C〕にあるように、文先生は六千年の縦的歴史を一代で歩まれ、最後の聖和によって総蕩減を完結させました。
この勝利により、再臨時代は、文先生を一代とした横的三代に延長された。まさに、御言葉〔E〕にあるように、文先生の生涯路程が統一原理そのものであったということです。中でも、文先生と統一原理を一つに結びつけているのが、こちらの『復帰摂理歴史と「私」』という御言葉です。この「私」に真っ当に該当するお方は文先生のみです。よくご理解ください。
以上のことからして、今後、近未来に、再臨主を迎えて復帰摂理を完成させる道が残されているということです。この為、文先生が80歳を超えられて発表された「天聖経」に、「再臨主が来られる」という言葉が未来形で多数語られているのはこの為なのです。
論より証拠、その一つが、下記の御言葉〔A〕赤・天聖経の(※1)です。80歳を超えられた文先生が、新たに、「(※1)人間始祖が六千年目に来る」と未来形で語られています。
これは何を意味しているのかと言いますと、「天聖経」の「人類始祖」とは横的三代となって登場するということです。
まず一代目がアブラハム的立場の文先生です。
二代目がイサク的人物となる亨進様です。
三代目がヤコブ的立場の信俊様ではないかと思われます。
三代目の信俊様は文先生の立場で、顕進様、国進様、亨進様の三人を完全に一体化させる責任を負っているのだと思います。総観図によると2053年までには、第四アダムの為に、子女様の三人を専権事項として一体化させなければなりません。
御言葉〔B〕から分かるように、カインアベルが分裂のままでは再臨主を迎えることはできません。ですから、亨進様と信俊様は、深い亀裂が入っている顕進様と国進様を一つにする重責が付託されていると思われます。カインアベルが一つになることによって父母復帰となり、これが韓母を復帰する基台となり、さらに、四代目となる第四アダムである再臨の基台がきるのだと思います。
四代目、文先生に続く四代目となるのがエジプトの王となったヨセフ的人物です。このお方がサタンと完全無縁になり、文先生が三代かけて四代目で人類始祖が完成し、実体の真の父母となるのではないかと思われます。
しかし、御言葉〔D〕に「数代を経て、三代で成さなければ、七代をかけて成すようにしてください」とありますように、この期間、亨進様、信俊様、国進様、顕進様、そして、子女様たち、さらに、私たちにあった不信を悔い改め、文先生の前に懺悔し、中心家庭を統一していくことが私たちが負っている責任であると思います。
御言葉〔A〕
赤・天聖経 第二篇 真の父母 第二章 第二節
6 終わりの日には、どのようになるのでしょうか。天地がひっくり返るのです。天道が変わります。天道が変わるというのは、天が割れることではなく、丸かった地が平らになるということではありません。
天道が変わるというのは、み旨から見るとき、あとから出てくる人が先祖であり、先に出てきた人が子孫になるということです。(※1)人間始祖が六千年目に来るので、その父母の血肉を受けてこそ、本来の正常な軌道になるのです。
それで、イエス様は、「アブラハムの生れる前からわたしは、いるのである」(ヨハネ八・五八)と言ったのです。アブラハムより先にいたとはどういうことでしょうか。(※2)イエス様は、父母として来ましたが、父母が二組ということはあり得ません。人類の先祖が二組ということはあり得ないのです。イエス様は、先祖格であり人類の真の父母格として来たので、み旨を中心として神様の側から見れば、アブラハムよりも先だというのです。
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御言葉〔B〕
「一勝日におけるみ言葉」1985年8月16日
本然のカイン・アベル観
先生の年齢ははや六十五歳なのです。
これから先、先生一代で、ある伝統的基準は立てることはできますが、全世界を完全に復帰するのは難しいのです。
そのために、二世、三世まで連結させてから解放しなければならないという、このような歴史的摂理観が残っているのです。
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御言葉〔C〕
天聖経 真の父母 六 五)
では、今日統一教会の使命は何であり、統一教会に入教した皆さんは、どんな立場にいるか?
先生を中心としたこの統一教会に呼ばれてきた皆さんは、悲痛な六千年の縦的歴史を横的に、実体的に展開しなければならない立場にいるのです。
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御言葉〔D〕
「祝福を受けた者達」1986年2月9日
その日を迎えるために、この地上に本然の父母が生まれなければならないのであり、父母の血族に連結し、世界に広めて、その血筋を清めて、接ぎ木された者達が現れなくてはならないのであります。
数代を経て、三代で成さなければ、七代をかけて成すようにしてください。
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御言葉〔E〕
赤・天聖経 第五篇 第一章 第四節
10 「統一原理」は、私の生涯の記録でもあります。
それは、私自身の生活経験です。この「統一原理」は私の中にあり、私は「統一原理」の中にいます。
多くの 人々は、私がただ真理の発表者であり、その伝達者にすぎないと言いますが、私は真理のとおりに生きており、それを具現しました。
したがって、人々が私と私の行動を理解する唯一の方法は、「統一原理」に通じることのみです。「統一原理」を知って研究することによってのみ、私を理解することができます。原理を研究すればするほど、私をさらによく理解できるというのです。