《　『蕩減復帰の峠を越えましょう』　》

　　　　（女性修練会） 1993.12.20　　韓国・済州研修院

この御言葉を読むにあたって

　（黒文字・紫文字は御言葉です。御言葉は省略していません）

　（赤文字）は注釈として私が入れた言葉です。

　（茶文字）も注釈です。

《　》内は、お父様が【　】で語ろうとされたことに対して、予め語られた原理的な要約になり、この【　】内は、統一教会の摂理的実態が語られています。

つまり、お父様は《　》を語ることが目的ではなく、【　】を語ることが目的であったことが分かります。

しかし、抽象度が強いために【　】の真意を理解した者は皆無だったと思います。

　本日の御言葉は、『蕩減復帰の峠を越えましょう』の結論とも言えるものです。ここで
お父様は日本エバ国家に対して、絶対信仰を立てるラケルの出現を願っておられることが分かります。

《⑨ －2》その３　

　　原理的要約を前提として語られた統一教会の摂理的実態

【　血統転換

　　　　　

　　　　　

　　　　（先生が図―11を書かれて説明される）

こういうような関係でもって（＝これまでのことを整理すると）、これは（＝マリアの失敗によって）ヤコブ家庭（のリベカが夫と長男を欺いて責任を果たしたことと）と反対になってしまったのだけど、結局は（＝マリアがリベカの使命を果たさなかった為に）イエス様が、これを成し得ずに死んでしまったのだから、再び来なければなりません。

分かりましたか？　（はい）。

これが長子権復帰です(A)。分かりましたか？（マリアが第一に成さなければならなかったことが、母子協助による）　長子権復帰です。

（次に）これが父母権復帰です(B)。（イエス様と洗礼ヨハネが一つになれば）父母権復帰です。分かりましたか？　（はい）。

（次に）これが王権復帰です(C)。神様を介入することによって、（父母が立つことによって）国が成立するから王権復帰です。

分かりましたか？　

三番目の（正妻と妾が敵対関係を消化することによって）皇族圏復帰は、正妻圏が復帰されてきて、妾（＝マリア）が正妻になり、正妻（＝エリサベツ）が妾になるような立場で立つのだから、マリヤの立場が姉さん、エリサベツは妹として（入れ替わって）、（エリサベツは）神様の妾の立場で蕩減復帰して、まるっきり（本妻と妾を）反対にして、神に帰らなければならないのが蕩減復帰原則です。

　これは先生の話ではないのです。

（※1）

（日本は異邦の国家の為に、）

数千年の歴史の旧約、新約の内容が分からない道で

（自分が今、何処にいるのかさえも分からなくなっているのです。）

（だから）

、今は

（神様は）

日本（＝エバ国を代表する一人の女性）を探しているのです。

世界は

（世界的基準に通じる）

日本

（＝エバ国を代表する一人の女性）

を探して回っているのです。

分かりますか？　これは（摂理的に求められているために）否定できないことです。　】

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（※1）

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　　この赤文字補充はこれまで語られているレアとラケルの摂理からみて妥当な言葉だと思います。復帰節理に対する責任は祝福家庭全体に先に求めるのではなく、個人の絶対信仰です。一人の男性、一人の女性が天に対して絶対信仰を捧げる人物を求めていると言えるのです。祝福家庭はその一人の女性の恩恵に入っていくようになります。

　（※1）はお父様がはっきりと日本にその様な一人の女性が立つことを願っている御言葉だと思います。これは人類を代表して生みの苦しみを続けておられるお母様に対して、その相対圏に立つラケルの出現を願われている御言葉です。

この（※1）を更に掘り下げる御言葉がありますので下記に紹介します。

《　男性訪韓修練会　　1995.1.11-19　「家庭における女性の使命」　》